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バイクは一人で乗る乗り物、と私は思っています [時事・ニュース]

─三輪バギーが木に衝突、2人重体 宮古島─
3日未明、宮古島市の県道で三輪バギーに乗っていた観光客の男女2人が電柱と街路樹に衝突し意識不明の重体となっています。

警察によりますと3日午前2時半ごろ宮古島市平良下里の県道を走行していた2人乗りの三輪バギーが何らかの原因で左側の縁石に乗り上げ電柱に接触したあと街路樹に衝突し横転しました。
乗っていた埼玉県の22歳の男性と岐阜県の31歳の女性が意識不明の重体です。
2人は別の男女2人と合わせて4人で借りた2台のバギーに乗って観光をしていたということです。
三輪バギーは乗用車として扱われ、ヘルメットの着用義務がなく、2人はヘルメットを着けていませんでした。
警察は事故の原因を詳しく調べています。
http://ur2.link/devl
(短縮URL RBCニュース)
※ニュースソースのURLが長いため短縮

ニュース動画を見ると事故を起こしたのはスズキの大型ビッグスクーターのスカイウェーブ650を後輪2輪に改造したトライクです。
バギーではなくトライクです。
前1輪、後ろ2輪、車体は傾かない構造になるので普通自動車免許で運転できる。
排気量650ccという大型自動二輪免許で乗るバイクなのに、トライクという形の後輪を2輪してハンドルで曲がるタイプにカスタムするとヘルメット着用なしで普通自動車免許で運転できてしまう。
しかも、トライクの運転は普通自動車よりも難しいのに。

・前1輪、後ろ2輪の場合。
ホンダのジャイロのような車体が傾くタイプだと二輪扱いになるのでオートバイと同じ運転になります。
車体が傾くということは速度を出しても曲がれるという事です。
むしろコーナリング性能は安定しているのでパワーとトルクがあればオートバイよりも速く曲がれる。

・前2輪、後ろ1輪の場合。
ヤマハのトリシティのような車体が傾くタイプだと二輪車になるのでオートバイと同じ運転になります。
車体が傾くという事は速度を出しても曲がれるという事ですが、前1輪、後ろ2輪と違うの点としてはフロントが2輪なのでブレーキングによる荷重移動の際も2つのタイヤとサスペンションが受け持つキャパが大きいのでよりコーナリング速度が安定しますから、コーナリングも速くなります。
また、フロント2輪によって段差や悪路の走行性能も向上しますから、雨の日もジャイロタイプよりも安全性が高いです。
前1輪、後ろ2輪タイプよりも車の運転に近いです。
ヤマハのトリシティ155は私も欲しいです。

・前2輪、後ろ1輪、車体が傾かないタイプ。
外国製のスパイダーという3輪バイクがあります。
車体が傾かないので自動車扱いとなり、運転する感覚も車と同じです。
車体が傾かないぶんハンドルで曲がる事になりますが、そのぶん、太いタイヤを履いています。
車体を傾ける前2輪、後ろ1輪タイプよりコーナリング性能は劣りますので、スローインファーストアウトをしないといけない。

問題なのは、
・前1輪、後ろ2輪、車体が傾かないタイプ。
これをトライクといいます。
特性としては、ハンドルで曲げるうえ、フロントが1輪しかないのでコーナリングが不安定どころか曲がらない。
スローインファーストアウトではなく、スローインスローアウト。
更に危険なのが、ホンダのジャイロのように車体を傾けるタイプなら後ろ2輪の車軸幅を極端に広げないでもバイクとして走行できるのですが、トライクの場合は車体が傾かないので後ろ2輪の車軸幅を大きく広げる必要があるのです。
その為、運転席の感覚よりも想像以上に後輪の車幅は広いので、運転に慣れていないと今回の事故のように縁石に乗り上げてバランスを崩して制御不能に陥るのです。
縁石に乗り上げるいがいにも、縁石、ガードレール、対向車、路側帯を走行する自転車、へ後部を衝突させる危険があります。
サイドカー付きオートバイ(側付き二輪)も同じ特性です。
サイドカー付きオートバイの免許区分は二輪免許です。

事故を起こしたのは650ccの大型スクーターをトライクにカスタムした車両。
大型二輪免許と普通自動車免許を保有していて、尚且つ、トライクに乗り慣れていないと運転は取りあえずできても、いつ事故を起こすかわからない状態になります。
事故を起こした22歳の男性はまさしくそういう人です。
そして、後部座席に乗った31歳の女性は、旅先で出会っただけの人に命を簡単に預け過ぎた。
2人とも大きな判断ミスをした。
一緒に星を見に行ったもう一組の男女も同じ。
旅は道連れ、とは言いますがコトワザが生まれたのは情報というものが世の中に無い時代の旅がまだ危険で不安だった頃の大昔です。
今は情報を得る事ができるのですから、トライクの運転が難しいという事は乗り物に詳しくない人でも調べればわかります。
トライクのようなマイナーな乗り物であれば運転することや同乗する事に対して心配になると思う。

バイクに乗った事がない人が普通自動車免許だけでトライクを運転できてしまう道交法も問題があります。
・車体が傾かない自動車タイプの三輪は普通自動車免許と排気量区分ごとのの二輪免許(普通二輪、大型二輪)の2種類を持っていないと運転できないようにするべき。
・自動車扱い(車体が傾かない)の3輪も、二輪扱い(車体が傾く)の3輪と同じくヘルメットの着用を義務化させるべきです。

私の運転免許は、
・普通自動車MT中型8トン限定
・普通二輪MT、大型二輪MT
・大型特殊自動車
18歳から自分の車を運転しているので自動車の運転歴は16年目です。
しかし、トライクとサイドカー付きバイクだけは運転したくないです。

旅先や、レジャー先で出会っただけの人のバイクや水上バイクに軽率に乗るものではありません。
37歳の農業の男性が運転する水上バイクに19歳の女性が同乗し、2人乗りして沖まで行ったものの燃料切れになってしまい海流に流され、2人とも海に落ちて水死体で発見された事故がありました。
沖で燃料警告音が鳴った時には既に海流に流されていて、引き返そうとしたと思いますが、途中で燃料が切れたものと思われます。
2人で救助されるまでじっとしていたとしても、耐えきれなくて数時間でどちらかが先に海に落ちます。
掴めるハンドルが無い後席の女性が先に海に落ちたでしょう。
(2006年に青森県で起きた実際の事故。救命胴衣も装着していなかった)。
運転技術も分からない、保険に加入しているかさえ分からない、しかも他人。
乗るなら自分で運転できるようになるべきです。
私から言わせれば、自分でバイクを運転できないのが人の運転するバイクの後ろに乗ろうとするのが理解できない。
安易に人を後ろに乗せる人も理解できない。

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